慢性疲労

慢性疲労とは「6ヶ月以上疲労が続き、一晩寝ても疲れが取れない」状態を指します。

慢性疲労になると作業量や活動量の低下、思考力や注意力の低下など、日常生活や仕事への影響ばかりでなく、思わぬ事故につながるケースもあります。

さらに、そのまま放置してしまうとうつ病などの心の病気や生活習慣病など、様々な疾患を誘発することにも繋がります。

慢性疲労のもとは「肉体的な疲れ」「精神的な疲れ」「自律神経の乱れ」「内臓の疲れ」に分類されますが、その全てが影響し合いスパイラルとなって繋がっています。

まずは質の良い睡眠をとり、内臓に負担をかけない食生活を心掛けましょう。

また、長時間同じ姿勢が続く方や運動不足の方は全身の血流が悪くなり、そのため筋肉に痛みが出たり、集中力が途切れやすくなります。こんな疲労体質に陥らないように週に２回くらいは運動するなど、疲労を解消することが大切です。

最近はリモートワークも増えており、仕事とプライベートの境界線も曖昧で、気付けば一日中パソコン作業を続けている方。

また、お仕事を続けながら主婦（夫）業もこなす方においては、それこそ仕事に家事に子育てと、休む暇など無いに等しい方。更には昨今の人手不足で思うように休みが取れないような環境の方など、とにかく頑張りすぎな方が多いようです。

軽い運動をしたり夜はぐっすり寝ることが良いのは分かっていても、それが簡単ではない方も多いと思います。でも「まだ大丈夫」は永遠ではありません。本当はもう「限界」ではないですか？

普段なら何でもないような家事や育児にイライラして言葉がきつくなったり、「なんで私ばかり」なんて被害妄想したり、そんな自分に自己嫌悪になって悲しくなったり。身体の疲れが蓄積すると、笑顔が減り、いつの間にか心の健康も保てなくなってしまいます。

心当たりがある方は一度当院にご相談ください。たかが疲れと甘く見るのは危険です。

あなたの大切な人の笑顔を守るために、あなたの心と身体の健康を守りましょう！